・・・ こども達とのふれあいの記録です。
- 今年すみれ学級を「卒業」した高校生が、小学生の面倒を見に来てくれました。
学校のテストがよかったと大学生の先生(学習指導員)に報告。
「卒業」したこどもたちも気軽に来られるような教室にしていきたいです。 - 3組は、地元の要望で開設当初から朝食も提供しています。
2月23日に校長先生から、「朝ごはんを食べるようになって元気になったからでしょう。
不登校だった子が学校に出てくるようになりました」と報告がありました。
調理担当からは「この仕事に生きがいを感じる」という声があがっています。 - 小学1年生の時から来ていたこどもは、6年生の迫力に押されて怖がっていました。
2年生になって親子で参加するようになり、これで安心し、中学生とも遊ぶようになりました。
母親も近所との付き合いが少ないようです。
調理担当者と子育てについて話すことで穏やかな表情になった母親は、こどもの様子をみておられます。 - 小学2年生のこどもが来るようなり、しばらくして父親が来訪されました。
入り口に立ってこどもの様子を見ておられました。
「座って宿題をしていますね。家ではしないんですよ。驚きですね」と言われました。
こどもは熱心に漢字の書き取りと算数の宿題をしていました。 - あるこどもは、反抗的な態度で言うことをきかず、ひどい時には職員が抱えて外に出さなければならないということがありました。
おそらく学校でも家庭でもさみしい思いをしていたでしょう。その内面が「荒れる」という形で外に出たのかもしれません。
職員たちがやさしく接するなかで、一年を過ぎたころには少し落ち着きが出てきました。
しかし、家庭内の問題で再び荒れはじめていました。
そこに大学生の発案で、プリントを使って勉強するとスタンプがもらえ、いっぱいになると景品がもらえる「すみれ道場」という段位認定証をつくって表彰しました。
今まで宿題すら持って来なかったこどもが、宿題も一生懸命がんばっています。
そして、騒いでいるこどもがいると注意してくれるようにまでなりました。
アンケートより 保護者の声
「少し苦手な食べ物でも頑張って食べているようです」
「よくご飯を食べるようになった」
「友人といっしょに宿題や食事が出来てこどもたちも喜んでいます」
「宿題をちゃんとするようになった」
「宿題が終わる。ご飯がすんでる。時間が正しくできる」
「仲のいい友達が増えた。テストの成績が上がった」
「宿題をする習慣がついた。ごはんの心配をしなくてすむ」
「きちんと宿題を終わらせて、〇付けをしていただけること、助かっています」