すみれ学級では
貧困世帯の負の連鎖に
立ち向かい、
大分のこどもと
そのご両親を
サポートしています。
私たちの住む大分県においても経済的な理由で苦しむこどもたちがいます。
こどもの貧困
約12,000人
大分県内で23,000人がこどもの貧困状態にあります。
塾や習いごとに
通えない生徒
60%以上
経済的な理由で塾や習いごとに通えない生徒が60%以上います。
生理の貧困
約2,400人
小学4年〜中学3年の児童のうち2,400人が生理の貧困状態です。
こどもを育てるご両親からも様々な悩みの声が寄せられます。だから、私たちはこどもに食事や生理用品の提供、学習支援を行い、安心して過ごせる居場所づくりをします。
コロナ禍でどこへも行けず、家族で家にこもり生活のため、本当に食費がいつも以上にかかります。何もしなくてもお腹は減ります。
40代 女性
長女が高校生になり出費は増えていくなか、児童手当は減少、アルバイトはコロナ禍で不景気、労働時間も減らされて苦しい生活を強いられています。
40代 女性
経済的な理由で苦しむこどもとご両親を支援するためにすみれ学級では食時・学習・生活用品の3つの分野から支援を行っています。
1食事の場の提供
小中学生を対象に誰でも・子ども食堂が開いている時に無料で参加できます。
2学びの場の提供
中学生までのこどもが自由に来て先生やお友だちと一緒に勉強できます。
3生理用品の無償配布
生理の貧困問題を解決するために女子利用者(希望者)に無償で生理用品を配布しています。
すみれ学級5組
(三重教室/豊後大野市)職員
三浦 美代
5組は互いに気心の知れた平均年齢75歳の女性スタッフ6名がまとまりよく、一日3名交代で朝食を提供しています。老後で時間的余裕のある今、毎日多忙な若いお母さんたちに代わって、若い頃わが子にしてやれなかったお世話をできることに幸せ・楽しさ・生きがいを感じています。子ども達のおかげで、スタッフ全員年々若返っていく思いがしています。
ご寄付の食材をフル活用し、苦心して調理した料理を子ども達が喜んで食べてくれる姿を見るのは微笑ましいし、そんなメニューを考えることは脳活にもつながりありがたいです。
すみれ学級6組
(岩田教室/大分市)
職員
佐藤 美保子
子ども達の家庭との連絡を密にすることによって、お互いの意思の疎通がはかれるようになりました。子どもの状態をよく知ることができ、要望や感謝の言葉をいただいたりすることで私たちも喜びを感じています。
食事の時、食材について話しますが、案外知らない子どもが多く、食育の面でも機会をみて話していきたいと思います。